北海道夕張市が、リゾート開発に失敗して財政破綻。
(2006年06月)2006年には
北海道夕張市が
地方財政再建促進特別措置法の適用を申請して、
事実上破綻した。
破綻の原因は、
石炭産業の衰退後、
石炭に代わる産業を求めていた夕張市が
リゾート開発ブームに乗って、
次々と観光施設を
建設していったことにあった。
こうした大規模なリゾート開発の
失敗の実例が表面化するたびに、
第三セクターによるリゾート地域開発が
税金の無駄遣いとして
くり返しマスコミに叩かれ、
リゾート法は
諸悪の根源として批難された。
(ちなみに夕張市のリゾート開発は
リゾート法の適用を受けていない)
https://www.tsu.ac.jp/Portals/0/research/22/135-143.pdf
2006年6月に
夕張市が財政破綻を表明し、
https://sapporo.keizai.biz/headline/3031/
炭鉱に代わる新たな産業として
市が目を付けたのが観光だったが、
観光資源に乏しい地域には荷が重かった。
07年3月、
国の管理下で再建を目指す
「財政再建団体」に指定。
破綻自治体は他にもあるが、
「ヤミ起債」とも言われた
隠れ借金を重ねた夕張は
負債額の多さが群を抜いていた。
その額は、
市が自由に使える年間収入の
8倍に当たる353億円に達した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44147970U9A420C1L41000/
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