(書評)『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』朴裕河著 評・杉田敦(政治学者・法政大学教授)【朝刊】

(2014年12月07日)

“著者によれば、無垢な少女たちの一方的受難というイメージは一面を伝えるにすぎず、植民地構造の中で、女性たちが軍の協力者としてもふるまうよう追い込まれたことこそが、むしろ深刻なのである。兵士たちも、意に反して動員されたという意味では被害者の面ももつとされる。”
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2014120700004.html

※この書評に対する批判として、鄭栄桓(チョン・ヨンファン)明治学院大学准教授(朝鮮近現代史, 在日朝鮮人史)のブログ記事がある。http://kscykscy.exblog.jp/23986643/

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