【厚生労働省】「マクロ経済スライド」を実施。(昨年に続き3回目)

(2020年01月24日)

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厚生労働省は24日、
2020年度の公的年金の支給額を前年度より
0.2%引き上げると決めたが、

賃金や物価の伸びより低く抑える仕組みは
2年連続で実施した。

現在受給している高齢者にとっては、
年金の価値が実質的に目減りすることになり、
家計に痛手となる。

抑制策は
「マクロ経済スライド」という仕組み。

少子高齢化が進行し
保険料を負担する支え手が減少しても、
将来世代が
年金を受け取れるようにする狙いで
04年の制度改革で導入された。

デフレ下では実施しない。

経済が長年低迷していたため、
今回は15年度と19年度に続く通算3回目、
2年連続の実施は初めて。

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