【大蔵省】拓銀への支援打ち切りを告知。

(1997年11月13日)

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河谷頭取は,
日銀の支援さえ取り付ければ,
翌週の資金繰りを維持することができる自信があった。

しかし,自主再建の可能性が
限りなくゼロに近かった。

そこで,実は日銀からは
先日 の 13 日に
「もう支援はできない。
営業譲渡を決断してほしい」
と迫られていた。

旧大蔵省も 破綻処理をする決意を固めていた。

しかも,「破綻」の日時は,
月曜日の 17 日の早朝に絞られ つつあった。

というのは,17 日の月曜日の日中に資金ショートすれば,
大混乱に陥る危険性が 高かったからである。

http://r-cube.ritsumei.ac.jp/bitstream/10367/1736/1/be415_01hattoriyasu.pdf

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