移植法改正に日医慎重

(2009年06月12日)

004482009年06月12日朝刊3社会03700207文字日本医師会(日医)は11日、自民党が開いた臓器移植法の勉強会で「『脳死を人の死と定義して良いのか』など、国民的にも十分議論を尽くしていない重要な課題が多い」として、拙速な法改正は慎むべきだとの見解を明らかにした。
日医は07年5月、「本人が意思表示をしていない場合は、年齢にかかわらず遺族の書面による承諾で臓器提供が可能になるような法の改正を要望する」として、国会に提出されている改正A案に近い見解を出していた。

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